クリニックブログ

2023.06.02更新

6月になりましたね。
今日は全国的に雨の地域が多く、東京も一日中強い雨が降る日となりました。

季節の変わり目は体調変化が起きやすいといわれます。
温度変化、湿度変化、気圧変化、日照時間の変化・・

これらは気づかないうちにも心身に影響を与えてしまうのです。

 

梅雨時期は特に気圧が低いため、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れ副交感神経が優位になると、からだがリラックスモードになるため眠気が襲ってきたり、だるさを感じてしまいます。

また、雨が多いと日照時間が減少するため、日中に生成されるセロトニンというホルモン分泌がうまくいかなくなります。
セロトニンは感情のコントロールや覚醒に関係するホルモンなのでとても大事なものです。

そして、セロトニンを原料とするメラトニンという睡眠に関係するホルモンも減少するため、睡眠問題につながることもあります・・
(秋冬も日照時間が減少するので同じです)

もし、今の時期、気持ちがすぐれないな、睡眠がおかしいな、と思ったら、
・規則正しい生活
・朝、日の光を浴びること
がまずは大事です!

セロトニンを増やすためには午前中に30分間、太陽の光を浴びるといいと言われています。
在宅勤務等で外出する機会が減っている方も、ぜひ午前中の日光浴を試してみてください。
(暑くなるので熱中症にはお気をつけください。)

多くの方が梅雨時期は不快な感覚を感じやすい季節でもありますが、
なんとなく梅雨や冬は体調が悪い・・
そんな方はもしかすると今回書いた内容が関係している可能性があります。

朝、部屋を明るくしたりできるだけ日の光を浴びること等を通し
規則正しいリズムで生活するよう心がけましょう。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.05.26更新

5月と言えば五月晴れのはずが・・・。ここ最近、週末は雨模様になる日が多く、気圧や気温の変化が激しいですね。こんな時には自律神経に不調が生じやすくなり、原因不明の体調不良が増えているそうです。

 

その背景には、首の異常も指摘されています。スマホ首やストレートネックなどが原因となり、自律神経の調整ができなくなっているそうなのです。スマホ首では、下を向いてスマホばかり見る事で首回りの筋肉が凝り固まり、血流低下や疲労物質の蓄積などが生じます。首は自律神経の調整と密接に関わっていますので、首の異常によってダルさやめまい、吐き気、何となくやる気が出ない、冷えや胃腸の不調など・・・様々な不調が生じる場合があるのです。

 

予防や対策としては、15分に一度はスマホを置いて15~30秒間斜め上を見上げることです。呼吸を深めながら行うとリラックス効果も期待できます。また、温かい湯船に浸かったり、首回りを解すストレッチやマッサージなども有効でしょう。

 

首

 

当院リワークのヨガクラスでも首回りを解すことを大切にしています。これから梅雨や台風の季節に入る前に、万全な対策で自律神経の乱れを予防してきましょう。

 

体調不良にはメンタルが深く関わっていますので、気になる方は Jメンタル五反田駅前クリニックの心理カウンセリングや栄養カウンセリングもご利用下さい。当院は山手線の五反田駅のすぐそばにあり、とても通い易い場所にあります。ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.05.20更新

五月病という言葉を聞いたことありますか?

四月は入学や就職、異動などの新生活がスタートする人が多い時期です。
このような環境変化に伴い、慣れない生活を送る中で知らず知らずのうちにストレスをためてしまうことがあります。
張り切って新生活を送り、環境変化に適応しようと無理をしてしまうことも多いでしょう。

そして五月の連休を機に緊張していた糸が切れ、心身の不調が表れることがあります。
これを五月病と呼びます。

症状としては、なんとなく怠い、やる気が出ない、疲れやすい、眠れた感じがしない、悲観的な考えになる、不安が強い、食欲不振、めまい、頭痛などの心と体の症状が表れます。

五月病が医学的用語ではありません。
この時期に環境変化があった方に多いため五月病と呼ばれています。
・入学や就職
・人事異動や転勤
・新しい仕事や責任が増えた
・人間関係の変化
このような変化はありませんでしたか?

また、誰もが五月病になる可能性がありますが、特に注意が必要な方は、
・真面目で責任感がある
・一人で抱え込みがち
・完璧主義
・気を使いすぎる
ような方です。

長引くとうつ病にまで進んでしまうことがあるため、心当たりがある方はストレッサーから離れ休息をとる時間を意識するとともに、心療内科・精神科に相談することも大事になります。

この程度で受診していいのか、もっと頑張れるはず、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、早期の対応で症状の悪化を防ぐことも可能です。
受診は勇気が必要なことと思いますが、心当たりある方は当院へご相談ください。

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.05.12更新

こんにちは。
皆さまは「適正体重」という概念をご存知でしょうか?BMI(Body Mass Index)は、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。

 

計算式

BMI = 体重kg ÷ (身長m)2

適正体重 = (身長m)2 ×22

 

日本肥満学会では、BMI22を適正体重(標準体重)とし、統計的に最も病気になりにくい体重とされています。また、25以上を肥満、18.5未満を低体重と分類しています。

 

肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常などの生活習慣病のリスクが高くなりますので、病気の予防には「ダイエット」が必要な場合もあります。しかし、ダイエット志向にメンタル疾患が絡んでいる場合、「過度に痩せなくては」という強迫観念にかられて痩せすぎ傾向に走る方も見られます。このような方の特徴として、「痩せることが美徳であり、人に認めてもらえる唯一の条件」だと思い込んでいる場合があるので注意が必要です。

 

皿

 

例えば摂食障害などの場合、ガリガリの状態だけど「まだ痩せなくては」と焦る気持ちと食べたい気持ちが混在し、過食嘔吐を繰り返してしまいます。そこまでの状態でなくても、ダイエット志向が過度になっている場合、心と体を健康に保つ上で障害となります。

 

心当たりがある方や現在お悩みの方は、 Jメンタル五反田駅前クリニック心理カウンセリング栄養カウンセリングをご利用下さい。当院は山手線の五反田駅のすぐそばにあり、とても通い易い場所にあります。ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。

 

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.04.26更新

Jメンタル五反田駅前クリニックの2023年ゴールデンウィーク診察日時についてお知らせを致します。

 

☆5月1日(月)・5月2日(火)・5月6日(土):通常通り診察・リワーク・カウンセリングを行なっております。

☆4月29日(土)・5月3日(水)・5月4日(木)・5月5日(金):休診日です。

 

連休前後は、込み合うことが予想されますので、お早めのご予約のご協力をよろしくお願いいたします。

上記の旨、ご周知のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.04.23更新

当院では、ストレス関連疾患やうつ病などで会社を休職している方が、

職場復帰と再休職予防を目指すプログラムを行っています。
今日はリワークプログラムについてお話をいたします。

 

まず、どのようなタイミングで職場復帰をされるかは、休職をされているどの方にとって非常に重要な問題です。

 

主治医の指示に従い、じっくりと病気療養をし、その後、職場復帰に関しての専門的な知識を持つスタッフのもとで、徐々に職場復帰のためのトレーニングを行い、職場復帰を果たすことが理想的です。
そして、職場復帰後も再発に注意しながら、少しずつ本来の業務に復帰をしていくことが、理想的な職場復帰であると言えるでしょう。

 

わかりやすく職場復帰の4つのステージを紹介します。

 

① 要治療期
治療を開始したばかりで、気分の落ち込みも著しい時期です。
睡眠リズムも安定せず、不眠や昼夜逆転等が起こり易いのが特徴です。自律神経失調症と呼ばれる、頭痛やめまい、倦怠感等の身体的な症状を伴うこともよくあります。この時期に職場復帰を考えることは時期尚早で、まずはじっくりと主治医の指示に従い、自宅療養や必要な場合は薬物療養を行う必要があります。

 

② リハビリ期
少しずつ症状が抜け始め、意欲や憂うつな気分が回復してきます。
今までは考えることすら面倒だった職場のことを意識することも出てくるかもしれません。「あの仕事はどうなっているのかな」「残された職場の仲間は大変な思いをしているのだろうな」等の不安を感じる方も増えます。また、ずっと家にいると、罪悪感にかられ、「早く職場復帰をしなければ」と焦り始めるのがこの時期の特徴です。

 

③ 職場環境調整期
睡眠覚醒のリズムも整い、まだ気分の波はあるものの、気分良く過ごすことの出来る日が増えてきます。
職場復帰の意欲も高まり、主治医も「そろそろ職場復帰が可能」と診断する時期です。この段階まで来ると、職場の上司や、人事・労務担当者に職場復帰可能の診断書を提出し、職場復帰の日取りや、復帰後のスケジュール等を調整します。ここで会社の協力も得ながら、どのような職場復帰支援プランを練ることが出来るのかが、再発予防の重要な分岐点となります。

 

④ 職場復帰後・再発予防期
職場復帰を果たし、少しずつ仕事量が増加します。この期間は一般的には、半年~1年程度と考えられていますが、再発を繰り返している場合には、これよりもさらに長く考えておく必要があります。
職場復帰当初は、軽減勤務・時短勤務等が可能な職場もありますが、フルタイム勤務以外の勤務形態が許されない職場もあり、制度によって大きく異なります。
ただし、残業時間の制限などの過重労働を防止するための配慮は、ほとんどの職場で受けることが出来るので、この時期を慎重に乗り切ることで、完全な調子の回復が見えてきます。

 

これが4つのステージです。
多くの方は②リハビリ期からリワークプログラムに参加し、復職を目指します。
そのため、まずは自分が現在、どのステージにいるのかを客観的に認識することが大事になりますので、主治医とよく相談していただきたいと思います。

 

当院のリワークプログラムでは、復職時期についても、回復状況や休職期限、ご本人の希望、会社の考えなどを総合的に考慮し、臨床心理士を中心としたスタッフでサポートしております。

休職中は不安が多いことと思いますので、当院のリワークプログラムに興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.04.14更新

こんにちは。

新年度が始まり、何かとソワソワする時期ですが

皆さまの心と体の調子は、いかがでしょうか?

 

本日はリワークの金曜ヨガでした。

このクラスでは、「自分を癒せるのは自分自身でしかない」と、いつもお話しています。

自分がどんなに辛い状態でも、他者や周りのことに意識を向けて、

自分に向き合うことから逃げてしまう経験は皆さまにもあると思います。

「どうせ自分のことなんて・・」とか、「時間がないから・・・」とか、

何かしらの言い訳を作っては、自分の内面から目を背けてしまうことはあると思います。

 

しかし、生きている間には、いつか自分自身と向き合わなければならなくなるのです。

その為に、一見不幸と思える出来事や苦しいと思える出来事が生じ、

それを通して人は自分の内面と向き合い、変わる為のチャンスを与えられています。

であれば、初めから自分の内面と向き合い、自分を大切にして、自分を癒す方法を知っていると楽ですね。

その一つの方法が、ヨガであり、マインドフルネスであり、瞑想です。

 

身体を解し、動かし、瞑想することで、自分の「今ここ」と向き合い、生きていることを感じ、

生かされていることに感謝できるようになると、苦しみなど感じなくなってしまいます。

「自分を癒せるのは自分自身でしかない」というのは、そのためです。

 

少し複雑なことを言いましたが、皆さまも1日1回1分でも良いので、

自分を抱きしめて受け入れてあげる時間を作って頂ければ幸いです。

 

 あげる

 

新年度もゆっくり楽しく、前へ進んで参りましょう!!

 

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.04.05更新

こんにちは。

3/29(水)の午前中、リワークプログラムの参加者さんたちと目黒川のお花見に行ってきました。

とても天気が良くお花見日和となり、汗ばむ陽気でした。

 

日光を浴びると「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。

セロトニンはメディア等で「幸せホルモン」とも呼ばれており、心のバランスを整える作用があります。

セロトニン不足になると、イライラしたり、うつ症状、意欲低下、不眠などとも関係してきます。

 

今回のお花見では、みんなで日光を浴び、沢山歩き、スッキリしてクリニックに戻ってまいりました!

「11時~12時半という時間帯に外を歩き、日を浴びることができとてもよかった」というお声もいただきました。

日光を浴びるのは改めて心身に良い影響を与えるものだと実感することができました。

 

そして、リワークプログラム内ではディスカッション等して交流しているメンバーですが、

気分を変えて外出プログラムにしたことで、いつもよりリラックスしてコミュニケーションができたように思います。

 

こちらの写真は参加者さん撮影の桜の写真です。

都会らしいビルと桜のコラボレーションがとても素敵な1枚だと感じました。

 

目黒川の桜

 

同じ桜を見ていたのに、それぞれが違う角度や大きさで撮影しているので、

本当に同じ場所にいたのかと思うほど面白い発見もありました。

 

「人それぞれの見方や考え方がある」「物事は多面的である」

ということがよく分かる桜の写真でした。

 

一年でこの時期しか見られない桜、とても美しいですね。

みんなで見ることができとても充実した時間となりました。

 

五反田周辺の目黒川沿いの桜はずらっと並んでおり圧巻です。

機会がございましたら、来年以降、ぜひ見に行ってみてくださいね。

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.04.01更新

新年度になりましたね。


年度替わりは環境変化も多い時期ですので、今回はオン・オフを切り替えることの大事さをお話したいと思います。

身体の疲労は、だるさや眠気といった自覚症状として現れるので、身体をゆっくり休めることで疲労は解消されます。

しかし、心の疲労はそうはいきません。
そのため、休日は特に、心のリフレッシュを中心に考えることをおすすめします!

 

心の休息を取るには、仕事をする「オン」と、休息をとる「オフ」を、

はっきりと切り替えることが大切です。


仕事中は「交感神経」が働き、休養時には「副交感神経」が働きます。
つまり、休養時にも仕事を持ち込めば、交感神経の興奮状態が続き、

精神的にもオン・オフの区別がつかず、自律神経のバランスがくずれやすくなってしまいます。


1週間を1単位として、活動と休息のバランスを考え、休日には十分な休養を取ることを心掛けることをおすすめします。

 

では、心のリフレッシュのためのちょっとしたコツをいくつかご紹介します。

 

◎朝寝坊をしない
休日だからと言って、余りにも長く寝ていると、睡眠リズムや生活リズムが乱れる原因になることもあります。
思い切って、早寝・早起きをすることもリフレッシュに繋がります。

◎携帯電話の電源はオフにする
会社や仕事と繋がっている携帯電話を気にしていては、いつまで経っても心は休まりません。休日は、携帯電話の電源を切って、仕事のことはスッキリと忘れることも大切です。

◎外出を楽しむ
良い気分転換となり、ストレス発散にも繋がります。

◎スポーツや趣味を楽しむ
好きなことがあれば思いっきり楽しむ時間を作ってみましょう!

◎お酒の量に気をつける
適度なアルコールの摂取はストレス解消に役立ちますが、休日はついその量が増えがちです。「過ぎたるは及ばざるがごとし」。もし昼間に飲んだのならば、夜の飲酒は控えましょう。

皆さんは休日はどのように過ごされていますか?
体と心が休まる過ごし方はできているでしょうか。
振り返って自分がリフレッシュしやすい過ごし方を検討してくださいね。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.03.24更新

こんにちは。

先日、患者様から栄養カウンセリングの感想をいただきました。

とても丁寧に自分自身と向き合って、改善なさった方です。

早速、皆さまにシェアさせていただきます。

 

「栄養士カウンセリングを受講してみて」

心身の不調により仕事を長期休養することとなり、

日々気になっていた食生活と増えてきた体重、腹囲を見直すべく

今回の栄養カウンセリングを受講しました。

栄養士の方と食生活や運動に関する悩みを相談しながら

解決策を検討するのは、自分にとってはとても心強かったです。

一人だとついつい食べたい物、大量の食事をとるなど

偏った食生活になりがちでしたが、

栄養士の方のチェックがあるという制約の元、

解決策である食生活を続けることができました。

その解決策の一つである炭水化物(米、パン、麺など)

制限が難しいと聞いていましたが、最初の2,3日くらいだけ辛かっただけで

後は慣れたのか1ヶ月半ずっと意識して過ごすことができました。

理想の食生活、生活習慣に近づけたい気持ちと栄養士の方と

悩みや解決策、現在の状況などを共有したりチェックしたりできたのが

続けられた理由かなと思っています。

1ヶ月半で7㎏近く体重を減らすことができ、結果としては上出来だと感じています。

当たり前のように過ごしている生活を見直すことは一人ではなかなか

難しいかもしれませんが、付き添ってくれる方がいるだけで変えやすいというのは

今回のカウンセリングで知ることができました。

短い間でしたが本当にお世話になりました。

今後とも自分と向き合いつつ頑張っていきます。

 

 

看護師

 

 

このように、一人ではなかなか生活を変え難い・・・とお悩みの皆さま。

管理栄養士がマンツーマンでサポートいたします。

ぜひ一度、栄養カウンセリングをお受け下さい!

 

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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