クリニックブログ

2023.06.23更新

梅雨の晴れ間は日差しも強く、真夏の暑さを感じる季節になってきました。

これからの季節、スポーツドリンクを飲む方が多く見られるようになります。
スポーツドリンクは電解質のバランスが良いので、
熱中症予防に必要不可欠だと思われがちですが、糖分が多いのが難点です。

熱中症予防の為にスポーツドリンクを沢山飲んでいたら、
ペットボトル症候群(急性の糖尿病)になってしまった・・・
という方もいるくらいです。

糖質の取り過ぎで血糖値が急激に上がり急に下がると、
急な低血糖状態が生じやすくなり、メンタル面にも
支障をきたすようになってしまい注意が必要です。

では、夏の熱中症予防はどのようにすればよいのでしょうか?
基本的には、水やお茶で水分を補って、梅干やみそ汁で塩分も
不足しないように注意しましょう。

汗から塩分が沢山失われてしまいますので、夏に減塩し過ぎると
熱中症で力が抜けてしまいます。
減塩するなら加工食品(インスタント食品・お菓子類)の塩分を控えて、
ミネラルを含む自然塩(梅干・みそ汁・漬物等)は適度に取りましょう。

夏もクーラーで体は冷え切っています。
そんな時に1日1杯のみそ汁を飲むことは、冷え対策にもなります。
ぜひ、今年の夏は水分と塩分の摂り方に気を付けてみてください。

 

味噌汁


私たちの体は食べた物でできています。

心と体に不調を感じている方は、食べ物を変えてみると良い方向へ行くかもしれません。

気になることがありましたら、当院の管理栄養士までご相談下さいませ

当院は東京の山手線五反田駅のすぐそばにあり、とても通い易い場所にあります。
ぜひ、お気軽にご連絡下さい。


Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.06.19更新

「森田療法」とは、精神科医の森田正馬(もりた まさたけ:通称しょうま)により、1920年代に確立された心理療法です。
この療法は「あるがままの自分を受け入れる」という考え方を大事にしています。

 

例えば、人前で話す時に、緊張して胸がドキドキしたり、妙に落ち着かなくなったりすることは、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。

“上手に話したい”という思いが強い人は、「緊張や動悸さえなければ、もっと上手く話すことが出来るのに……」という気持ちが、人並み以上に働きます。
そのため、「緊張を取り除こう」「動悸を鎮めよう」とする気持ちが強く働くため、かえって緊張感を増幅させてしまう、という悪循環に繋がります。

 

このような時、

「人間なら、誰もが感じる緊張や動悸を、どうこうしようと足掻いても、所詮無理なこと。むしろ、緊張を感じたまま、あるがままにしておいて、『上手に話す』という目的だけに集中してみてはどうだろうか? 一生懸命話すことこそ、成功の秘訣であり、自分らしさの発揮にもなる」と促すのが、森田療法です。

 

 

森田療法の創始者・森田正馬は、自身が「病気のデパート」と言われるほど、ありとあらゆる神経症(心気症)的病に苦しめられ、その解決法として、森田療法を生み出しました。

その森田正馬の持っていた症状は、現在「森田神経症」と呼ばれます。


「生」の欲望が強すぎたり、「健康でありたい」という気持ちが強すぎたりする人は、些細な症状も深刻に捉えすぎて、思い悩み、却って健康を害することがあります。
このような神経症を、森田神経症と呼びます。
自分の失敗や恥を過剰なまでに思い悩み、それらに対する「恐れ」を抱きやすい完璧主義タイプの人に、この神経症は多く見られると言われます。

 

森田療法を簡単に紹介してみました。

完璧主義かもしれない、森田療法の考え方が気になるという方が、

下記の森田理論のポイントを参考にしてみてください。

①あるがまま

自分の良くない感情、嫌な感情、つらい感情もそのままに感じ、受け入れる

②「気分本位」ではなく「行動本位」

気分や感情を重視せず、行動を重視する。

行動は自分でコントロールしやすい。

③外相整えば内相おのずから熱す

心が苦しくても、行動や態度(外相)を整えれば

不快な感情が消える。そして心の形(内相)も整う

④60点でもよしとする

100点か0点かではなく、60点でも続けることが大事

 

 

*****

当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。

西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。

お気軽にお問合せください。

Jメンタル五反田駅前クリニック

住所:東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F

電話番号:03-3491-7773

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2023.06.02更新

6月になりましたね。
今日は全国的に雨の地域が多く、東京も一日中強い雨が降る日となりました。

季節の変わり目は体調変化が起きやすいといわれます。
温度変化、湿度変化、気圧変化、日照時間の変化・・

これらは気づかないうちにも心身に影響を与えてしまうのです。

 

梅雨時期は特に気圧が低いため、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れ副交感神経が優位になると、からだがリラックスモードになるため眠気が襲ってきたり、だるさを感じてしまいます。

また、雨が多いと日照時間が減少するため、日中に生成されるセロトニンというホルモン分泌がうまくいかなくなります。
セロトニンは感情のコントロールや覚醒に関係するホルモンなのでとても大事なものです。

そして、セロトニンを原料とするメラトニンという睡眠に関係するホルモンも減少するため、睡眠問題につながることもあります・・
(秋冬も日照時間が減少するので同じです)

もし、今の時期、気持ちがすぐれないな、睡眠がおかしいな、と思ったら、
・規則正しい生活
・朝、日の光を浴びること
がまずは大事です!

セロトニンを増やすためには午前中に30分間、太陽の光を浴びるといいと言われています。
在宅勤務等で外出する機会が減っている方も、ぜひ午前中の日光浴を試してみてください。
(暑くなるので熱中症にはお気をつけください。)

多くの方が梅雨時期は不快な感覚を感じやすい季節でもありますが、
なんとなく梅雨や冬は体調が悪い・・
そんな方はもしかすると今回書いた内容が関係している可能性があります。

朝、部屋を明るくしたりできるだけ日の光を浴びること等を通し
規則正しいリズムで生活するよう心がけましょう。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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