成功したら"窓"を見る。失敗したら"鏡"を見る』【五反田駅からすぐの品川区の心療内科・J戸越銀座クリニック】
2018.11.13更新
『成功したら“窓”を見る、失敗したら“鏡”をみる』。
これは『ビジョナリーカンパニー(ジム・コリンズ著)』という
ビジネス戦略に関する書籍の中で紹介されている経営者の心得の内の一つです。
しかし、これは経営者のみならず、
社会の中で生きている私たち全員にも当て嵌まる言葉ではないでしょうか?
私たちは、何か物事を達成(成功)させた時、
「自分が頑張ったから成功したんだ!」と考える一方で、
物事が上手くいかない(失敗)時には、
「もっと周りが協力してくれれば良かったのに…」とか、
「自分がリーダーだったら成功したのに…」というように、
つい、その上手くいかなかった原因を、
自分の外側に求めてしまうことがあります。
これは、自分を心を護るための、無意識的な側面もありますが、
人は、失敗やミスを「自分に足りない部分があったからだ」と認め、
「では、この失敗を、今後にどのように活かしていけばよいのか」と考えることで、
人間的に成長していきます。
そして、物事が上手くいった(成功した)時には、
「周囲の協力やサポートがあってこそだ」と、感謝の気持ちを持つこと。
この二つのことが出来る人は、今後も増々人格が磨かれていくことでしょう。
即ち、『窓=周囲(他者)』、『鏡=自分』という意味なのです。
私たちは今、果たしてこのように物事を受け止めることが出来ているでしょうか?
時には、自戒の意味を込めて、振り返るようにしてみることも良いのかもしれません。
Presented by. J戸越銀座クリニック
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