11になりました。皆さま、紅葉狩りには行かれましたでしょうか。
関東圏での紅葉は今週がピークだそうですね。
さて、今回はリモートワーク仕事術の2回目です。
1回目ではリモートワークの難しさを一言でいうと「視覚情報の制限」であり
「オンオフの切り替えの難しさ」についての対処法をお伝えしました。
2回目の今回は「コミュニケーションの難しさ」についてお伝えいたします。
出勤している場合、席が隣の同僚が仕事をしている様子が見えます。
役職をお持ちの方だと部下の様子や部署全体が見渡せるのではないでしょうか。
しかし、リモートワークをする場合、ビデオ会議の時以外は基本的に一緒に働いている人の姿は見えません。
会社にいる時なら、
「ちょうどあの人の仕事がひと段落したみたいだ」とコミュニケーションをとるタイミングがわかったり、
指示をした時の上司の表情を見てどの程度の緊急性をもって取り組むべきかなどを知ることができたりします。
しかし、リモートワークの場合は基本メールの文面か音声情報のみとなります。
また、ビデオ通話をするといってもスマートフォンやタブレットの画面は対面に比べるとごく狭い範囲しか見えません。
この状況だとコミュニケーションをとるのに不安を感じる方も少なくないかもしれませんね。。
そこで、ちょっとした工夫を提案します。
①ビデオ通話ではオーバーリアクション気味にする
ビデオ通話の場合、対面に比べるとどうしても見える範囲が狭くなり、自他ともに表情が見えにくくなります。
意識的にオーバーリアクション気味に身振り手振りを加えたり、笑顔などの表情をつくりましょう。
②メールをするときの一工夫
文面だけのやりとりは「ちゃんと伝わってるかな」「怒ってないかな?」と不安になりやすいものです。
メールを送る相手が仲が良い人であるなら、相手の顔やその人との過去のうまくいったコミュニケーションをイメージしましょう。
その人と撮った写真などがあると、あまり不安感なく連絡がとれるかもしれません。
逆に苦手な人にメールをする場合、相手の事をイメージしすぎるとかえって不安が強くなる恐れがあります。
簡潔でわかりやすい文章をこころがけることに注力しましょう。
③リラックスするための工夫
コミュニケーションが苦手な場合はコミュニケーションをとる前にリラックスできる工夫をしましょう。
せっかく職場以外にいるのですから、温かい飲み物をわかして飲みながらメールをするのもいいかもしれません。
カフェイン入りのものよりもノンカフェインの飲み物のほうがよりリラックスできると思います。
当院リワークプログラムでは、
睡眠の質改善やリラックスするための方法などもお伝えしております。
個人カウンセリングでもお伝えできますので、
一人で悩まずに是非お気軽にご利用ください。