Jメンタル五反田駅前クリニックです。
GWが明け日常を取り戻してきたでしょうか。
GW中、普段と異なる生活スタイルが大きかった方は、リズムを取り戻すことを意識してくださいね。
さて、今日は「慢性疲労症候群」という病気を紹介したいと思います。
Chronic Fatigue Syndromeという英語名から「CFS」ともよばれます。
慢性疲労症候群とは、十分に休息をとっても回復せず、強い疲労感が続くという症状の疾患です。
日常生活に支障をきたすほどの重度の疲労感に加え、
頭痛、筋肉痛、関節痛、記憶力・集中力の低下などの症状がみられます。
原因は不明ですが、ウイルス感染やストレスが関与していると考えられています。
主な症状は以下のとおりです。
・強い疲労感
十分な休息でも改善しない、日常生活に支障をきたすほどの疲労。
仕事や育児など、疲労の原因がわかる場合は慢性疲労であり、慢性疲労症候群とはなりません。
・頭痛、微熱、喉の痛み、筋肉痛、関節痛
代表的な症状として微熱があります。平熱より0.5~1.5℃程度高い熱が半年以上持続し、解熱鎮痛剤などを用いても熱があまり下がらないことも特徴といえます。
体の痛みも特徴的な症状です
・記憶力・集中力の低下
思考力や記憶力も低下し、日常生活に支障をきたすことがあります
・睡眠障害
睡眠の質が悪くなったり、過眠や不眠などの症状も伴ったりします
・気分障害
うつ病に似た症状がでて、気分の落ち込みが続くことがあります
うつ病は午前に症状が重くなる傾向がありますが、慢性疲労症候群は午後に憂鬱な気分が強まる傾向があります
・その他
倦怠感、微熱、リンパ節の腫れ、咽頭痛などもみられます
血液検査や画像検査で異常が見られない場合、他の病気の可能性を考慮しつつ、慢性疲労症候群と診断されます。
治療法としては、原因不明のため、症状を緩和するための対症療法が中心です。
鎮痛剤、睡眠導入剤、漢方薬などが用いられたり、最近では、抗炎症治療や抗酸化治療の有効性が注目されています。
当院は漢方薬も処方している診療内科です。
また、カウンセリングでストレスの根本的問題を解決するお力にもなれます。
「もしかしたら、自分は慢性疲労症候群かもしれない…」
というお悩みをお持ちの方は一度ご相談くださいね。
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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。
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