クリニックブログ

2024.10.25更新

こんにちは、当院の管理栄養士です。10月も末日に近づいています。今年の秋は暑かったり、急に寒くなったりと温度変化が激しいですね。服装選びやお布団の調整が難しい今日この頃ですが、皆さまお元気ですか?

 

さて、本日は「欠食」のデメリットについてお話いたします。栄養カウンセリングしていると、「朝食を食べられない」という方が結構いらっしゃいます。理由は、「お腹が弱い、朝はギリギリまで寝ていたい、胸焼けして食べる気がしない」・・・など様々です。昼食を抜く方は、「仕事に集中したい、食べる時間がない、食べると眠くなる」などの理由が多いです。夕食を抜く方は比較的少ない印象ですが、「夜遅くなると食べてはいけないと思って抜いている」という方もいらっしゃいます。

 

お食事は、一般的に朝・昼・夕の3食を栄養バランス良く食べるように勧めています。欠食により1食でも抜くと、栄養素の不足が生じて弱い体や心になるからです。食事からエネルギーや体づくりの材料が不足すると、思考や感情が乱れて集中力が低下しメンタルが不安定になります。免疫力も低下して風邪を引きやすくなるなど心と体の健康状態が悪化してしまうのです。

 

さらに、欠食すればするほど飢餓スイッチが入り、次に食べた食事で血糖値を急激に上げて脂肪がつき易くなると言われています。血糖値の急上昇や下降は「血糖スパイク」と呼ばれ、血管を傷める要因となってしまいます。血糖コントロールが乱れるので糖尿病のリスクも上がります。このように、欠食によるリスクは様々です。メンタル治療中の方や不調を感じている方には、なるべく欠食しないようお勧めいたします。どうしても食べれない方にはコツをお伝えします。

 

【欠食予防のコツ】

●朝食: バナナ1本、ヨーグルト、牛乳1杯、野菜ジュース1本、スープや味噌汁1杯など食べやすい形体から始める。→その後、ゆで卵1個、お結び1個、納豆ご飯1杯、卵かけご飯1杯に発展させていく。

 

●昼食: ナッツを片手1杯を食べる。

 

●夜食: サラダと豆腐、野菜たっぷりスープやみそ汁、鍋系の野菜とタンパク質のみ食べる。

 

 栄養

 

どうしても食事が食べれないからと言って、飴や甘い飲み物、菓子パンやケーキ―、お菓子でつなぐのはやめましょう。余計に血糖値を上げる要因となりますので、糖尿病などの病気になってしまいます。私たち心と体は食べた物からできています。「お菓子の家」のような、もろく壊れやすい心と体にならないように、注意して食べ物や食べ方を選んでいきましょう。

 

一人で不安な方は、ぜひ当院の管理栄養士までご相談ください。元気になる為の方法を一緒に考え、全力でサポートいたします。

 

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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。
お気軽にお問合せください。
Jメンタル五反田駅前クリニック
住所:東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
電話番号:03-3491-7773

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2024.10.23更新

こんにちは。Jメンタル五反田駅前クリニックです。

 

当院では、主にメンタルヘルス不調で休職中の方々が職場復帰を目指すための復職支援を行っています。

休職のきっかけや原因を伺うと、根本的にはコミュニケーションがうまくいかなかった、ということが少なくありません。

 

そこで、リワークプログラムではコミュニケーションを学ぶプログラム(アサーション)を週1回行っています。

内容は様々ですが、スキルを学んだり、グループワークで実際にコミュニケーションをとる中で自分を見つめなおしたりしています。

 

今日は、患者様たちから伺った「コミュニケーションについて勉強になったこと」を紹介します。

 

①言う・言わないを自分で選択すること

思ったことを全て相手に伝えていたら良好な人間関係は築けません。

そのため、思っていても言葉にしないことは多くあると思います。

そこで大事なのは、「自分で言わないと決め、選択すること」です。

相手のせいで言えなかった、我慢した、という思いは引きずってしまいますのでよくありません。

自分の発言は自分で決めましょう。言う、言わない、自由です。

自分で決定すれば責任も伴いますが、自分で選択するという意識はとても大切なことです。

 

②感情をコントロールできればコミュニケーションもコントロールできる!

感情とコミュニケーションは直結します。

怒りの感情をそのまま外に出す人は、「今自分は怒っている」とちゃんと認識できずにいることが多く、コントロールできません。

怒りは出し方が大事。そのまま出すのではなく、怒りの根底にある気持ち(悲しさ、虚しさ等)を伝えた方が相手に伝わりやすかったりします。

自分が今どう感じているのかを言葉にできますか?

アサーションでは今の気分を言葉にしてもらうことがあります。緊張している、わくわくしている・・などが気分の一言です。

簡単なことのようで意外と難しく、表現できないことも少なくありません。

自分が今、どう感じているかに気づきやすくなればコミュニケーションのコントロールも簡単になってくるのです。

 

コミュニケーションについては、小学校や中学校で特別に学ぶ機会は少ないと思います。

それなのに、生きる上でかかせないのがコミュニケーションです。

当たり前のようにしてきたコミュニケーションだからこそ、改めて振り返ったり学んだりしてみませんか?

 

気になる方は当院へお問い合わせください。

 

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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。
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住所:東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
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投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2024.10.11更新

こんにちは。当院の管理栄養士です。

 

私はお仕事をしている中で、「YouTubeやテレビで言っていたので、〇〇は体に良いんですか?」とよく聞かれることが多いです。まさに、「健康情報のウソ・ホント」について混乱している方が多い印象です。例えば、「ヨーグルトは体に良いと聞いたので、夜に必ず食べています」という方がいます。しかし、身体に良かれと思って食べていたヨーグルトが脂肪肝の原因になる場合もあります。夜遅い時間に夕飯を沢山食べて、更に体に良いと思って高脂肪のヨーグルトを食べるとカロリー過多になります。これでは、いくら腸内環境を整えようと思って食べても悪影響になりかねませんね。

 

さらに、「ナッツが体に良いと聞いたので・・・」と1日にミックスナッツを大袋で全部食べるとどうなるでしょうか?ナッツには、不足しやすい良質な油やビタミンEが含まれる為、体に良いと言われています。しかし、脂質が多く高カロリーなので、食べる量によっては肥満の要因にもなります。中にはナッツを食べ過ぎてアレルギー症状を起こしている方もいらっしゃいます。

 

このように、ヨーグルトもナッツも基本的には体に良い食材ですが、「食べる時間、量、全体の栄養バランス、その方の体質や状況」によっては良くも悪くもなるのです。YouTubeやテレビの情報は一方的で端的です。受け取る側は個別に質問できない場合が多いです。そうなると、思い込みや誤解などから、健康状態を悪化させる要因となるケースも生じてしまいます

 

食

 

何かの情報を得て疑問が生じた場合、一度専門家に相談して「自分にはどうなのか」確認してから上手に取り入れていきましょう。当院で栄養カウンセリングを継続して受けている方の中には、管理栄養士に相談しながら自分の健康状態をレベルアップしている方が沢山いらっしゃいます。皆ざまも一度、ご相談なさってみてはいかがでしょうか?

 

季節の変わり目で気温の変化が激しい時期です。どうぞご自愛くださいませ。

 

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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
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投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2024.10.06更新

Jメンタル五反田駅前クリニックです。

 

10月になりましたね。

涼しい日も増え、日中も過ごしやすかったり、夜も寝やすかったりして秋を感じる日が増えました。

ふと街の木々を見るとイチョウの葉が黄緑色に変わっております。

朝晩は冷え込むこともあるので、体温調整のできる服装で体調管理に気を付けましょう。

 

さて、今回は「季節性うつ」についてお話します。

「季節性うつ」は、10月・11月の日照時間が短くなる頃から症状があらわれ、

3月ごろに回復していくという周期をもっており、「季節性感情障害」とも呼ばれています。

 

「季節性感情障害」の症状は、普通のうつ病と同じような

・意欲の低下
・気分の落ち込み
・物事を楽しめない 

といった症状の他に、

・睡眠時間が長くなる
・食欲が増す 

という症状があらわれることがあります。

 

「季節性感情障害」の原因は、日照時間が短いために、脳内のセロトニンの分泌が減ることだと考えられています。


自分で出来る対処法としては、軽い運動や、日中は日光に当たるように気を付けるなどがありますが、

「なかなか改善しない」「辛すぎる」「日常生活に支障が起こる」などがある場合は、専門家と一緒に対策を考えることをおすすめします。

季節性うつは、広い意味での双極性障害なのではないかとも言われています。

自己診断はせずに、専門家にご相談ください。

 

当院では、

月曜日から金曜日:10時~13時30分・15時~19時30分
土曜日:10時~13時・14時~17時

に診察をお受けしています。
辛い症状があるときには、一度相談しに来てみてはいかがでしょうか?

 

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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。
お気軽にお問合せください。
Jメンタル五反田駅前クリニック
住所:東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
電話番号:03-3491-7773

 

 

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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