ストレス解消が逆効果!? 「お酒との上手な付き合い方」【五反田駅からすぐの品川区の心療内科・J戸越銀座クリニック】
2018.05.25更新
J戸越銀座クリニックは、品川区 五反田からすぐの心療内科(メンタルクリニック)です。
「うつ病」などのこころの病で根本治療を希望される方はご相談下さい。
「心と体」はつながっています。
今回も「心」を元気にするための「体サポート」についてお話していきます。
皆さんこんにちは。
今年の5月は、雨が降って肌寒くなったり、夏日が続いたりと気温の変化が激しいですね。
そのような中、これから夏に向かって暑い日が増えるにつれて、
ビールが美味しくなってきます。
そんな季節には、いつも以上に飲み過ぎてしまう・・・というあなた。
注意が必要です!!
お酒には、【1日の適量】があるのをご存知でしょうか?
これはアルコール度数で決まるのですが、おおむね以下の通りと言われています。
・ビール500ml
・サワー350ml
・焼酎(25度)0.5合(100ml)
・赤ワイン200ml
・日本酒1合(180ml)
・ウイスキー60ml など
皆さんは、上記と比べてどのくらい飲んでいますか?
適量の3~4倍という方は、かなり飲みすぎですので注意が必要です。
適量の5~6倍という方は、すでに【アルコール依存症】の領域ですよ!!
さらに、「休肝日がなく、毎日飲んでいます」という方は要注意です。
肝臓では、アルコールの解毒が行われていますが、
負担がかかった肝臓の機能を修復するのには、
48時間必要といわれています。
そこで、1週間に2日連続で休肝日を設けることを推奨しているのです。
休肝日には、ノンアルコールビールや炭酸水を利用する方法がお勧めですよ。
アルコールの場合、カロリーも発生しますので、つい飲み過ぎてしまうと、
肝臓への負担だけでなく、肥満や脂質代謝異常や糖尿病、痛風、高血圧などの
生活習慣病に陥ってしまいます。
「毎日晩酌するので、炭水化物(ごはん、パン、麺など)を食べないで、
おかずだけを食べるようにしています!」という方も安心できません。
実は、アルコールだけでもかなりのカロリーを取っていて、
なかなか痩せられないというパターンが多いのです。
もちろん、食欲も増してしまうので、悪循環ですよね。
このように、アルコールとの付き合い方では、【量と頻度】が重要です。
また、一緒に食べるおつまみの内容や水分の摂取量についても
気をつけると良いでしょう。
肝臓の保護や修復を促すために、なるべく枝豆、冷奴、焼き鳥などの
「タンパク質」が多く含まれるおつまみを選びましょう。
そして、太らないためにも揚げ物や炭水化物、デザート類はほどほどにしましょう。
アルコールには利尿作用がありますので、
飲むとトイレに行く回数が増えてしまいます。
後で水分不足を起こさないように、「チェイサー」として
水やお茶を間に挟んで飲みましょう。
そうすることで、飲みすぎ防止にも役立つはずです。
「酒は百役の長」ともいい、適量であればリラックス効果もあります。
しかし、自分の体を壊すほどにオーバーして飲むのは控えたいものです。
ぜひ、美味しく楽しく、お酒と上手に付き合う術を身に着けていきましょう!!
Presented by. J戸越銀座クリニック
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