クリニックブログ

2023.03.03更新

栄養カウンセリングの際に、「野菜はしっかり食べていますか?」と問うと、
「はい!食べていますよ。ポテトサラダにマカロニサラダでしょ・・・?」
とお答えくださる方がいらっしゃいます。

「サラダ」という名前が付くと野菜が摂れているイメージになるのはよく分かりますが、
じゃがいもやマカロニは糖質の多い食品で、それをマヨネーズ(油)で和えており、
もはや野菜はほんの少ししか入っていないのが実情です。

また、野菜はサラダでレタスなどの葉っぱを食べるイメージの方も多いと思います。
しかし、生野菜だと沢山の量を食べなければならないのと、体を冷やしてしまうデメリットがあります。

その他、野菜の摂り方としては、野菜炒め、おひたし、ナムル、煮物などの方法もありますがお勧めは「野菜スープ」です。

作り方はいたってシンプルです。
① 人参、キャベツ、しめじ、トマト、セロリ、ブロッコリー、ピーマン・・・など緑黄色野菜やきのこなどを多めに選び、適当な大きさにカットします。
② カットした野菜を大きな鍋に入れ、オリーブオイルやごま油で炒めます。
③ 水を入れて蓋をして中火で一煮立ちしたら、コンソメ、和風だし、中華だしなどお好みの出汁を適量入れます。
④ 蓋をして弱火で20~30分煮て野菜が柔らかくなったら、火を止めて完成です。

【ポイント】
・味が薄くて飽きる方には、カレー粉、粉チーズ、すりごま、味噌、おろしショウガ等で味変えをすると美味し続けられます。
・肉・魚介類・豆類などのタンパク質も一緒に入れれば、更においしさと栄養価が増します。
・一度に沢山作って冷凍可能なタッパーや保存袋で冷蔵・冷凍保存しておけば、長期保存しながら毎日食べることができます。

【メリット】
・オリーブオイルやごま油で炒めることで、野菜のファイトケミカル(有効成分)の吸収力が増し、味にもコクが出ます。
・生野菜より多くの野菜を簡単に摂ることができ、ファイトケミカルの吸収力は生野菜の100倍あると言われています。
・野菜のファイトケミカルの効果が高く、様々な病気の予防や改善に役立つと言われています。
・味付けは出汁を入れるだけなので、毎食食べても塩分過剰にならず、高血圧等の方にもお勧めできます。

1日1~3杯の野菜スープで毎日しっかり野菜を食べて、
心と体の栄養を充足させましょう。

 

野菜

 

この他にも様々な書籍やネット上でもレシピが出ていますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

 

当院では様々な栄養強化方法を「栄養カウンセリング」にて紹介しています。
興味のある方は、当院の管理栄養士までご相談ください。

 

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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