発達障害という障害(症状)についての認知度が上がってきている一方で、
まだ理解されていない側面もかなりあるのが事実でしょう。
その中で最近話題に挙げられることが多くなった概念が、
発達障害(特にアスペルガー障害)を持つ夫婦間での問題(悩み)です。
夫婦間の内一方が発達障害を持つことで、時として、
夫婦間のコミュニケーションに行き違いや、
概念の共有のしづらさということが起こり得ます。
そして、その悩みがキッカケとなり、
発達障害を持っていない側に、症状として、
偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、
抑うつ、無気力等々……が起こることがあります。
まずは、そういったこと(=配偶者の二次障害/カサンドラ症候群)というものが、
悩みを一人で抱えてしまうことで起こり得ること。
そして、その場合は、カウンセリングや専門家に相談をしてみること。
打開策は必ず見つかるということを、どうか心の片隅に留めておいて下さい!
Presented by.J戸越銀座クリニック(心療内科・発達外来・カウンセリング)