クリニックブログ

2023.07.24更新

こんにちは、Jメンタル五反田駅前クリニックです。

今年の7月はとても暑い日が続いていますね。
当院は東京都品川区五反田にありますが、東京も7/22に梅雨明けしたというニュースがありました。
いよいよ夏本番、暑い日は続くので体調管理に一層気をつけていきたいと思っています。

 

さて、今日は、「アサーション」「コミュニケーション」についてお話しします。
アサーション(assertion)とは直訳すると「自己主張」という意味の単語で、
自分も他者も大切にし、尊重するような自己表現のことをいいます。

 

私たちが赤ちゃんのときは、欲求に率直で、不快であれば泣き、怒り、そして喜びを素直に主張してきました。
しかし成長とともに、家族や社会の中での体験から、「言わないほうがいいかな・・」等と学び、自分の主張を控えるようになるものです。
これは社会適応でもあるので必要なことではありますが、過度な適応になると
葛藤が大きくなったり、自分を責めたり、人との関わりが苦痛になったりします。

あるいは、逆に自分の主張ばかりで他者の気持ちは二の次、になってしまう場合もあるでしょう。
これらのコミュニケーション問題は、抑うつ状態、適応障害などを引き起こす可能性があります。

 

実はコミュニケーションの問題は、多くの方の悩みに潜んでいるものでもあります。

 

「仕事が多くて終わらない」
「上司が威圧的で萎縮する」

 

環境の問題ももちろんあります。
ただ、これらの悩みの根底には、
「困っているときに助けてほしいと言えない自分もいた」
「相談するのが苦手だった」
「言いたいことが言えなかった」
などのコミュニケーションの悩みも隠れていたりします。

 

そのため自分のコミュニケーションについて考えることはとても大事なのです。

 

リワークプログラムでは、
〇他者優先のコミュニケーションをとりがちではないですか?
〇自分優先のコミュニケーションをとりがちではないですか?
というところからご自身について考え、
☆自他ともに尊重するようなコミュニケーション(アサーション)とはなんだろうか、について考えていきます。

 

自己主張してもいい権利は誰しもがもっています。
自分だけでなく相手も同じ権利を持っているので、「自己主張すること」だけが大事なわけではないというところもポイントになります。


また、アサーション=自己主張するスキル、と思われやすいかもしれません。
しかしスキルの習得だけではなく、自己理解を深めることがアサーションの第一歩になるといえます。

 

自分が傷つきやすいのはどんな時だろうか・・
なぜ怒りがこみあげてくるのだろうか・・
なぜあの人に言いたいことが言えないのだろうか・・
なぜ人前で話すのが怖いのだろうか・・
なぜ聞きたくない話を我慢して聞くのだろうか・・

 

コミュニケーションのスキルは誰にでも使いこなせるものばかりではなく、
どのような場面においても通用するものでなかったりもします。。
そのため、スキルの習得だけに終わらず、自分を知ることで、人生が豊かになるようなコミュニケーションを考えてみませんか?

 

アサーションについて、コミュニケーションについてお悩みの方は、
医師の診察、臨床心理士によるカウンセリング、休職中の方のためのリワークプログラムでサポートすることが可能ですので、お気軽にお問合せください。

おひとりで解決が難しいことのお手伝いをさせていただきます。

 

 

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当院は東京の品川区にある心療内科・精神科クリニックです。
西洋薬だけに頼らない根本治療を目指し、漢方薬、カウンセリング、ヨガ、ヒーリングアート、栄養カウンセリングなどで各専門家がサポートいたします。
お気軽にお問合せください。
Jメンタル五反田駅前クリニック
住所:東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
電話番号:03-3491-7773

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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