早いことに10月も半分が過ぎてしまいました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ここ最近は、日中も過ごしやすい気温になってきましたね。
朝晩に冷え込むことがあるので、体温調節のできる服装で、体調の変化にお気を付けください。
さて、今回は「季節性うつ」についてお話させていただきます。
「季節性うつ」は、10月11月の日照時間が短くなる頃から症状があらわれ、3月ごろに回復していくという周期をもっており、「季節性感情障害」とも呼ばれています。
「季節性感情障害」の症状は、普通のうつ病と同じような
・意欲の低下
・気分の落ち込み
・物事を楽しめない と言った症状の他に
・睡眠時間が長くなる
・食欲が増す という症状があらわれることがあります。
「季節性感情障害」の原因は、日照時間が短いために、脳内のセロトニンの分泌が減る事であると考えられています。
自分で出来る対処法としては、軽い運動や、日中は日光に当たるように気を付けるなどがありますが、「なかなか改善しない」「辛すぎる」「日常生活に支障が起こる」などがある場合は、専門家と一緒に対策を考えることをおすすめします。
季節性うつは、広い意味での双極性障害なのではないかとも言われています。
自己診断はせずに、専門家にご相談ください。
当院では、月曜日から金曜日の10時~13時30分・15時~19時30分
土曜日の10時~13時・14時~17時 に診察をお受けしています。
辛い症状があるときには、一度相談しに来てみてはいかがでしょうか?
また、冬に向かって新型コロナウィルスの第6波が懸念されています。
手洗いうがいなどの感染症対策を取りながらも、息抜きを忘れず、どうぞご自愛ください。