今日は、『五月病 』、あるいは、『六月病 』が起こる原因を考えていきたいと思いますビックリマーク
J戸越銀座クリニック&J品川クリニック-夏q
五月病 (社会人の方にとっては、六月病 )は、
高校から大学(専門学校)に進学、
大学(専門学校)から企業等に就職する、といった
周囲の環境の大きな変化に対し、上手く適応が出来なかった時に起こり得ると言えますひらめき電球
例えば、
初めての一人暮らしをすることで、
今まで余りしたことがなかった料理や洗濯、掃除といった家事を、
勉強しながら、または、働きながら、
何とかこなしていかなくてはならない状況に遭遇したとしたら…………どうでしょう?
また、高校生まで決まった「クラス」があり、
毎朝出席を必ず取り、
時間割も(多少の選択科目はありますが)、
学校側が決めてくれていたものを受けるという授業スタイルが当たり前のものであったのに、
大学(専門学校)に進学すると、
決まった「クラス」というものが設けられていなかったり、
出席も取る授業、取らない授業があったり、
朝も、必ずしも1時間目から始まる、という訳ではありません!!
授業(講義)の取り方もかなり自由なスタイルになり、
選択次第では、週に半分も登校すれば、
進級に足りる単位が取得できるとしたら…………どうでしょうはてなマーク
きっと多くの方が、何かしらの生活スタイルの変化を余儀なくされるのではないでしょうか
そして、そうなった際に、
比較的すんなりと、生活スタイルの変化を受け入れて、
順応していくことが可能な方もいる反面、
一生懸命努力しているのに上手くいかない、
新しい環境や生活スタイルに馴染めない、
精神的にも、空間的にも、
心から落ち着いて、ゆったりと過ごせる“居場所”がない……
……そういった思いに悩まれる方も、きっといらっしゃるかと思います。
新しい環境への順応というものは、想像以上に気力や体力を使うものです!!
そういった体力的、精神的な疲労やストレスが、五月病(六月病) を引き起こし得る原因のひとつとして存在するということを、
まずは皆様に知っていて頂きたいと思っています
Presented by J戸越銀座クリニック &J品川クリニック
前回 は、『五月病(ごがつびょう )』の発症の原因として、
新たな環境へ適応がうまく出来なかったことが、
その一端ともなり得ることを書かせて頂きました
今回は、前回とはまた違った視点から、
『五月病 』の原因を探っていきたいと思いますひらめき電球
それは、「リアリティ・ショック」と呼ばれる現象と関連してくるお話です
皆さんは、志望大学、あるいは、希望の企業からの合格(採用)通知を受け取ったとしたら、
どんな気持ちになるでしょうか?
何と言っても、ずっと憧れていた大学(企業)です。
きっと、ご自分なりに、その大学や企業において、「こんなことをやってみたい」、「こういった勉強(仕事)がしてみたい」
―――といったような様々な期待を胸に、4月を迎えられることでしょう
しかし、いざ入学(入社)をしてみると、
時として現実は、想像や理想通りにならないという事態に見舞われます
例えば、入社したてから、様々な事業やイベントのプランニングに携われるもの――と思っていたら、まずは下積みとして、倉庫の検品作業の仕事から始まるかもしれません
また、学生さんでしたら、受験であれだけ猛勉強腕時計をしてきた割に、
大学の講義が思っていたよりも簡単に感じられ、拍子抜けしていまった経験をお持ちの方も、きっといらっしゃることだと思います
それが、ご自身で納得や修正できる程度の“ズレ”や“ギャップ”ならば良いのですが、
人によっては、その“ズレ”や“ギャップ”が修正出来ないほど深刻な方もいらっしゃいます!
そんな時、私たちは、期待と現実の乖離、即ち「リアリティ・ショック」というものを体験してしまうのです!!
そして、その「リアリティ・ショック」を受け止め切れなかった場合、私たちは、否応なしに、「こんなはずではなかったのに…」という気持ちに駆られてしまいますショック!
そして、その気持ちが、その環境での勉学や勤労を継続することへの意欲を低下させてしまい、
所謂、『五月病 』の原因の一つにもなり得るのだということを、この機会に知っておいて頂ければ、幸いですあじさい
Presented by J戸越銀座クリニック &J品川クリニック