クリニックブログ

2017.08.08更新

8月も中旬に近づいていますが、暑い夏はまだまだ続きますね。

お盆休みがある方は海やプールなどの予定もあるのでは、と思います。

「水着を着るのに急いでやせなきゃ!!」

なんて、無理なダイエットをしていませんか?

シュノーケリングセットと浮き輪を持って、海に駆け出すこんがり焼けた女の子
そんな中、巷ではいまだに「糖質制限」が流行っていますね。

中には、ごはん・パン・麺などの主食を全く食べないという極端な方法に

陥る例も後を絶たず、CMでお馴染みの大手ジムでは、

ダイエットプログラムにおいて死者が出たという噂も聞きます。

 

最近は、「お肉(タンパク質)を食べよう!」ということで、

鶏むね肉の価格が上昇しているとか。

でも、何でも極端は良くないですね。

 

そもそもダイエットに、なぜ糖質制限なのでしょうか?

糖質はエネルギー源なので、本来体にとって必要不可欠なものです。

しかし、過剰に摂取し過ぎるとエネルギーに変わることができなくなり、

余った糖質は脂肪として蓄えられる結果となります。

これが肥満を招くので「糖質はすべて排除しよう!」という考えが

糖質制限の元となっています。

ライス食べきれず

では、糖質を全く摂らないと、体はどうなってしまうのでしょうか?

もちろん、エネルギー不足の状態では、溜め込んだ脂肪も分解されますが、

同時に筋肉にあるたんぱく質も分解してエネルギーを作ろうとしてしまいます。

そこで、ムリな糖質制限を繰り返していると、だんだん筋肉が減少して、

基礎代謝が低く痩せにくい体となってしまうのです。

 

さらに、エネルギー不足で飢餓状態に陥った体は、食べたものを吸収する力が高まり、

余計に太りやすくなってしまいます。

また、エネルギー不足だと体はエネルギーを欲しがって、

異様に甘いものが食べたくなるなどの弊害が生じる恐れもあり、

とても危険なリスクが生じます。

 

そこで、たとえダイエット中でもムリな糖質制限はしないで、

ごはん・パン・麺などの主食は必要最低限の量食べるようにする方が

安全で長続きするダイエットができます。

 

暑い夏は体力勝負です。

いくらダイエットしたいからと言って、ムリは禁物!!

心と体を元気にするにはエネルギーが必要なんですから。

元気いっぱいなひまわり

皆さんもムリな糖質制限は避けて、

一度「メンタルヘルス栄養学」のカウンセリングをお受けになりませんか?

 

興味のある方は、管理栄養士までお声がけください。

 

J戸越銀座クリニックでは、ご希望の方にメンタルヘルス栄養学に基づくカウンセリングを行い、

皆さまの心と体のサポートをさせて頂いております

Presented by J戸越銀座クリニック

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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