クリニックブログ

2019.07.22更新

今回は「押す時期」についてお話します。


前回までは「待つ時期」において、ご本人は回復に専念していただき、

ご家族には安心して回復できる環境作りに取り組んでいただくと、お伝えしました。

ご本人が回復されたら、「待つ時期」から「押す時期」に変わっていきます。

ご家族から、ご本人に外に出て、社会に繋がることを少しずつ促すことが必要になります。

 

ただし「明日から活動できる」といった急な変化ではありません。

各々の方にあった、徐々の変化を促していきます。

ボランティア等の何らかの社会活動に参加したり、

クリニックですと、デイケアに参加するというのも一つの方法です。

まずはご本人が「これならやってもいい」というものを探してきます。

この時期のご家族の重要な役割は、「情報提供の窓口」です。

どんなことがご本人の興味や関心を引き、意欲に繋がるかは、内容やタイミングを含めて千差万別です。

慎重で粘り強い、でも押しつけがましくない関わりが必要とされます。

 

「そろそろ動きそうなんだけど、何を言えばいいかわからない」そんな時は是非ご相談ください。

 

Presented. By Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

はな

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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