クリニックブログ

2021.10.22更新

10月末に近づき、寒さが増す今日この頃いかがお過ごしですか?

ありがたいことに、今のところ新型コロナも落ち着きを見せていますね。
この冬が正念場でしょうか?

そんな中、そろそろコロナ太りをどうにかしたいという方が増えています。
コロナ禍において自粛生活が続き、2~3㎏増えたという方が多くなりました。
たかが2㎏、されど2㎏ですね。

一般的に、体重1㎏増加に伴い、腹囲も1㎝の増加が見られると言われています。
腹囲が増えると何がまずいのでしょうか?
腹囲は内臓脂肪の量を示す指標なので、体重だけでなく腹囲も見ていく必要があります。

腹囲が増えると、血圧・血糖値・脂質代謝などに関わる様々な数値に影響が生じ、
病気のリスクが上がると言われています。
そこで、体重だけでなく腹囲も意識して減らしていきましょう。

 

腹囲

 

◆腹囲を減らすコツ

・夜遅い食事(寝る前3時間以内の食事)を控える

・お菓子・スイーツ・お酒などの摂りすぎに注意する

・欠食せず、1日3食食べるようにする

・油物を控える

・丼や麺など炭水化物に偏らず、栄養バランスを整える

・1日プラス2000歩(20分歩く)で運動不足を解消する

 

以上の点に注意して、今より「体重2㎏・腹囲2㎝」ダイエットしてみませんか?

メンタル系疾患をお持ちでも安全にダイエットしたいという方は、
ぜひ当院の管理栄養士にご相談下さいませ。

あなたに合ったダイエットを実践していきましょう!!

Presented by Jメンタル五反田駅前クリニック(精神科・心療内科・漢方内科)

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.10.16更新

 

早いことに10月も半分が過ぎてしまいました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

ここ最近は、日中も過ごしやすい気温になってきましたね。
朝晩に冷え込むことがあるので、体温調節のできる服装で、体調の変化にお気を付けください。

 


さて、今回は「季節性うつ」についてお話させていただきます。

 

季節性うつ」は、10月11月の日照時間が短くなる頃から症状があらわれ、3月ごろに回復していくという周期をもっており、「季節性感情障害」とも呼ばれています。

 けしき


季節性感情障害」の症状は、普通のうつ病と同じような
意欲の低下
気分の落ち込み
物事を楽しめない    と言った症状の他に

睡眠時間が長くなる
食欲が増す       という症状があらわれることがあります。

 


「季節性感情障害」の原因は、日照時間が短いために、脳内のセロトニンの分泌が減る事であると考えられています。

 


自分で出来る対処法としては、軽い運動や、日中は日光に当たるように気を付けるなどがありますが、「なかなか改善しない」「辛すぎる」「日常生活に支障が起こる」などがある場合は、専門家と一緒に対策を考えることをおすすめします。

 季節性うつは、広い意味での双極性障害なのではないかとも言われています。

自己診断はせずに、専門家にご相談ください。


当院では、月曜日から金曜日の10時~13時30分・15時~19時30分
土曜日の10時~13時・14時~17時 に診察をお受けしています。
辛い症状があるときには、一度相談しに来てみてはいかがでしょうか?

 


また、冬に向かって新型コロナウィルスの第6波が懸念されています。
手洗いうがいなどの感染症対策を取りながらも、息抜きを忘れず、どうぞご自愛ください。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.10.12更新

昨日、都内の新型コロナウィルスの新規感染者の数が50人を切りました。
なぜ減り続けているのかというのは専門家の方でもわからないそうですね。

コロナ禍は私たちの生活に多くの変化をもたらしました。
仕事面でも、ビデオ会議アプリの普及、リモートワークの拡大、オンライン面接などが一般的になりました。

 

以前リモートワークが苦手な人に関することを書きましたが、

今回はリモートワークのコツについてです。

リモートワークの難しさは、一言でいうと「視覚情報の制限」にあると考えられます。

 

「視覚情報の制限」による難しさは主に2つの面で生じます。
一つは、オンオフの切り替えの難しさ、
もう一つはコミュニケーションの難しさです。

今回はオンオフの切り替えの難しさへの対処法をお伝えし、
次回、コミュニケーションの難しさへの対処法をお伝えしたいと思います

リモートワークコツ1

 

「視覚情報の制限」によるオンオフの切り替えの難しさとは・・・


出勤する場合、私たちは仕事に出かけるために外見を整え、

仕事をするために確保された時間の中で、仕事をするためのPCのあるデスクに着いて業務に集中します。

そして、疲れを覚えるとトイレに行ったり、自動販売機で飲み物を買ったりして小休憩をとり、また業務を再開します。

 

しかし、リモートワークではどうでしょう。

 

朝私たちの視界に広がっているのは、

それまで寝ていた布団、寝起きの髪型と顔、趣味関係の物や普段食べている物、散らかった部屋などです。

まったく「プライベート」と「仕事」の境界線が引かれていない状態です。

この状態で職場にいるように仕事をしようと思っても非常に難しいでしょう。

 

そのため、「プライベートモード」と「仕事モード」のメリハリをつけることが鍵となります。

 


具体的には、

 

①空間を区切ってメリハリをつける

 寝たりリラックスするための部屋とは別に家の中に仕事用のスペースを確保すること。そこには仕事で使わない物は持ち込まないこと。

ウォークインクローゼットやキッチンの一角など狭くてもいいので場所を確保しましょう。休憩を取る時はリラックスするための部屋に移動します。

②時間で区切ってメリハリをつける

 リモートワークは個人で作業に集中しなければいけない時間も多いと思います。

何分から何分まで作業に集中し、何分から休憩をとるかアラームをつけたりして区切りましょう。

③外見を利用してメリハリをつける

 休憩するための部屋に行ったときに寝起きの格好のままではまた寝てしまうかもしれません。仕事のある日は髪型を整え、仕事着に着替えましょう。

外見を整えることで仕事モードに切り替えることができます。 

 

 

このような行動をしやすくするためのコツは当院リワークプログラムでもお伝えしております。

「うまくいかないな」と感じられることがありましたら、ぜひ専門家に相談してみてください。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.10.02更新

10月に入りました。いよいよ秋も本番ですね。

昨日、全都道府県で緊急事態宣言が解除されました。

しかし、新規陽性者数は減っている一方で、コロナ後遺症に多くの方が苦しんでいらっしゃることが明らかになりました。

 

今回はコロナ後遺症に関してです。

新型コロナウィルスの後遺症には、倦怠感、嗅覚や味覚障害、脱毛などが代表的なものとしてあげられます。

しかし、オックスフォード大学の精神科医などの研究では、

感染症回復後にうつ病や不安障害などの精神疾患を発症される方も少なくなかったとのことです。

 

後遺症 

コロナ後遺症に関しては医療現場も手探りであり、特効薬がないこと、エビデンスの確立された治療法がないことなどもあり、

多くの方が「自分はどうなってしまうのか」「一生このままなんじゃないか」と先行きの見えない不安に苦しまれていることは想像に難くありません。

また、藁をもすがる想いで医療機関に頼ったり、周りの人に状況を説明してもちゃんと理解してもらえなかったという方もいらっしゃると思います。

 

そのため、不安や悲しみに対する精神的ケアも非常に重要になってきます。

「苦しみはすぐにはなくならないけれど、自分の苦しみを我がことのように知ってくれる人がいる」

こう感じられるだけで、ある程度楽になることもあるのではないでしょうか。

 

倦怠感が強く、医療機関で診療を受けることが難しい方もいらっしゃると思います。

周りの方には「自分が同じ後遺症になってしまったら…」と想像して頂き、

是非苦しまれている方の声に耳を傾け、共感して寄り添って頂けたらと思います。

また、現在では来院しにくい方のために、オンライン診療やオンラインカウンセリングもあります。

一刻も早く、後遺症で苦しまれている方の苦しみが和らぐことを願っております。

 

 

 

 

 

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.09.25更新

秋分が過ぎ涼しくなったかと思うと、暑い日もあり気温が一定しませんね。

季節の変わり目の秋口は情緒面でも不安定になりやすい時期と言われます。

日ごろから疲れをためないようにお気を付けください。

 

最近テレワークが苦手だという患者さんのお話をよく聞きます。

逆に、テレワークの方が会社で仕事をするより合っていて、会社に行きたくないというお話もお聞きします。

今回は「テレワークの方が合う人、合わない人」についてです。

 

 

テレワークの方が

テレワークが合っていないと感じているある方は、

「会社にいた時は隣に人がいて聞きたいことがあればすぐに聞けたのに、テレワークになってから聞きづらくなった」

とおっしゃり、

 

テレワークの方が会社にいるより合っていると感じるある方は、

「テレワークになってから気分が安定した。でも、テレワークが終わってまた出社するとなるといやな気持ちになる」

とおっしゃいます。

 

知能検査の本にも書かれていますが、「高い水準で全ての能力のバランスよい人は稀」と言われます。

皆、得意なことや不得意なことがあって当然です。

 

全ての人がそうであるとは限りませんが

テレワークが合う人と合わない人では、得意なことと不得意なことが違う可能性があります。

たとえば、

 

『(会社で仕事をするより)テレワークの方が合う人』

・・・一対一で腰を据えて話さないと不安になる、人といると気疲れする、計画するのが好き(または得意)、行動するより考える、人真似をするより自分で考え出したい、自分の世界を大切にする、ペースを乱されるのが嫌

 

『テレワークが合わない人』

・・・目で見えていないと不安になる、考えるより行動する、球技や集団競技が好き(または得意)、映画のジャンルはアクションが好き、自分で考え出すより人を模倣する、協調性があると言われる

 

すべての人がこのように二つに分かれるわけでもありませんし、

どちらにも当てはまる人やどちらも当てはまらない人もいらっしゃると思います。

また、別の特徴による影響もあります。

 

ご自身の特徴を知り、上手にご自身と付き合っていけるようになるとこれまでより生きていくのが楽になるかもしれません。

当クリニックでは、知能検査などご自身の特徴を知るための心理検査を行っております。

お仕事や人間関係でのお悩み事のヒントも得られると思いますので、ご興味ある方は是非ご予約してみて下さい。

 

東京のコロナ感染者数は減っているようですが、

引き続きコロナ感染対策を行いながら、どうぞご自愛ください。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.09.18更新

9/20(月) 9/23(木)は、休診日となっております。

初診の方はホームページの予約からご予約下さい。

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.09.04更新

雨が続いて気温がぐっと下がり、過ごしやすい気温になりましたね。
暦も9月に入り、秋の気配が近づいているように感じます。
気温の変化や気圧の影響で、体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あまり無理をせずに、お過ごしくださいね。

 

さて、今回は「外出恐怖」についてお話させていただきます。

 

コロナウィルスという未知のウィルスの蔓延が長期化している今、外出することに抵抗感がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

このような状況でも、会社に出社しなければいけなかったり、日用品の買い物であったり、外出せざるを得ない方も多くいらっしゃると思います。

 

 人ごみ

 

こうした社会情勢や、先の見通せないことなどによる不安感、目に見えないウィルスへの恐怖感、ご自身の体調など様々な要因が重なり、外出先でパニック発作が起こる場合があります。

 

パニック発作は、息苦しさ動悸めまい発汗などの症状が起こり、自分でコントロールができないと感じます。

パニック発作が繰り返し起こることで、次は「また発作が起こるのではないか?」という「予期不安」が生まれることがあります。

そうなると、外出することが怖くなってなかなか外出できなくなったり、パニック発作が起こった場所に行くことができなくなったりします。

 

外出することに対して恐怖感があるので、病院やクリニックに行くことが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか?

当院では、オンラインでの診療も行っております。初診の方ですと、いくつか制限がかかってしまいますが、オンライン対応も可能ですので、一度お電話でご相談いただけたらと思います。

 

最後になりますが、コロナウィルスの感染状況もまだ予断を許さない状況であります。
引き続きコロナ感染対策を行いながら、どうぞご自愛ください。

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.08.21更新

いよいよ来週から、パラリンピックが始まりますね。
オリンピックでのメダルラッシュがつい昨日のことのようです。
天気も変動が多く、体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

新型コロナウィルスもの感染者が、全国的に増えてきています。
今後の見通しも立たず、不安な日々が続いていますね。
このまま感染が拡大し続けると、また環境が変化していくこともあるかもしれません。
そこで、今回は「適応障害」についてお話させていただきます。

 

 困った顔魚

 

適応障害とは、「日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確で、それに対して過剰な反応が起こった状態」を指します。(e-ヘルスネットより抜粋)

 

その中で、不眠・抑うつ症状・不安・頭痛など、人によって様々な症状が起こります。

 

適応障害は、ストレスの原因から離れることで、症状が落ち着いていきます。
しかし、中にはストレスの原因から離れることが難しい場合もあります。

 

そんな時は、一度ご来院ください。
当院では、医師の診察だけでなく、心理士とのカウンセリングも行っております。
お気軽にご相談ください。

 


暑さが続いております。こまめな水分補給を行い、熱中症にお気をつけください。
また、新型コロナウィルスの感染も拡大しております。コロナ対策も行いつつ、どうぞご自愛ください。

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.08.14更新

東京オリンピックも終わり、

夏の暑さも緩やかになってきました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

突然ですが、

当院のブログは主にカウンセリングに従事している複数の臨床心理士が書いております。

最近インターネットで話題になった事柄の中で個人的に気になるものがありましたので

少し書かせていただきたいと思います。

 

カウンセリングというと、カウンセラーの人がどんな話でも「うんうん」と否定せずに聞いてくれるイメージをもたれている方が多いと思います。

そのような現在のカウンセリングのイメージをつくったといっても過言ではない人が、カール・ロジャーズという心理学者です。

 

条件3

カール・ロジャーズは「セラピーによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」という有名な論文の中で

カウンセリングを受けた人が変化するには、

カウンセラーに3つの基本的な態度が必要ですよと言っています。

 

 

その3つとは、

 

1.受容

※無条件の肯定的関心とも言います

 

2.共感

※共感的理解とも言います

 

3.真実性

※自己一致とも言います

 

です。

 

カウンセラーの態度としては、

相談に来た方の性別、年齢、国籍、外見、地位、経済的な状況などのあらゆる条件がどうあろうと無条件に関心をもち(受容)、

自分勝手な理解ではなくあくまで相談に来た人の見方・感じ方を理解しようとし(共感)、

嘘偽りない態度で接すること(真実性)が基本であるとされています。

 

この考え方は臨床心理士の行うカウンセリングの中で、これまでもずっと大切にされてきたものです。

当院でももちろん大切にしておりますので、

カウンセリングをお考えの方はどうぞ安心してご利用くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

C.R.ロジャーズはカウンセリング

 

 

 

 

 

熱中対策についてとコロナウイルス感染予防についての配慮のメッセージを

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

2021.08.07更新

最近一段と暑さが増していますね。皆様いかがおすごしでしょうか?
外に出る時は、熱中症対策とコロナ対策どちらもしっかり行って
素敵な夏を過ごしてください。

さて、今回は不安な場面に慣れていく方法(曝露療法)についてお話していきます。

 雨の渋谷

曝露用法は、不安を感じる場面やシチュエーションに少しずつ触れていくことで
不安を減らしていくというものです。

 

不安を感じた場合、多くの人は不安な場面から「避ける」という行動をとります。

 

そうすると、一時的に不安はなくなりますが
「避ける」を続けていると苦手意識がなくならず、不安も続いていきます。

 

こういった場合に、「避ける」ではなく
「まず不安の少ない場面から体験」していくことで、徐々に不安に慣れていきます。

 

例えば、「人がたくさんいるところに行く」ことに強く不安を感じる場合
1) 人が少ない道を散歩する
2) 2,3人の知り合いに会いに行く
3) 空いているカフェに行く
4) 混んでいる時間帯のカフェに行く
というように、段階分けをして、少しずつ不安に触れていきます。

 

これらを体験する中で、思っていたより大丈夫だった
といった気づきが得られることもあります。

 

不安に慣れるための練習は、不安が少ない場面から行っていきますが、簡単ではありません。
一人ではなく、専門の知識を持ったカウンセラーと一緒にどの場面からだったら進められそうかなど、相談しながら進めていくことが大切です。

 

不安を克服したいけど、どうしていいか分からない方や、日常生活が制限されてしまって困っている方など、当院のカウンセリングで一緒に考えていきませんか?

 

※連日、暑い日が続いております。こまめに水分補給をして、熱中症にお気を付けください。

また、新型コロナウィルスの感染も拡大しております。マスクの着用やこまめな手洗いなどの感染対策を行って、ご自愛ください。

 

 

投稿者: 医療法人社団ヘルメス会Jメンタル五反田駅前クリニック

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