心身症

心身症

心身症とは、「身体症状を主とし、その診断や治療において、
心理的な要因についての配慮が特に重要な意味を持つ病態を言うが、
但し、神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外されるもの」と規定されています。

このように、心身症というのは、独立した病気を指すのではなく
身体疾患の中でも特に、ストレスや心理的要因が大きい病気のことを
「心身症」と呼んでいるのです。

代表的な心身症としては、
胃・十二指腸潰瘍、偏頭痛、甲状腺機能亢進症、過敏性大腸炎、過敏性腸症候群、気管支喘息、糖尿病、高血圧、肥満、リウマチ性関節炎、潰瘍性大腸炎、狭心症が挙げられます。

心身症の症状について

心身症の症状と経過は、上記のように、それぞれの身体疾患によって異なります。
しかし、心身症の一歩手前では、集中力の低下や睡眠障害など、様々な心身反応が起きています。
早い段階で、自分自身に掛かるストレスを自覚し、
適切に対処していくことが大切です。

● 次の項目が当てはまる場合には、心身症が疑われます。

心身症の治療では、精神面に対する治療と、身体面に対する治療の両方ともが重要になってきます。
身体面への治療は、それぞれの身体疾患の通常の治療と同じになりますが、
根本的な治癒のためには、カウンセリングなど各種心理療法を用いて、
原因となっているストレスを取り除くことが必要不可欠です。

心身症の症状について

この病気の原因は、あくまでもストレスですので、
まずは患者様ご自身が、
「自分の病気にはストレスが大きく関わっている」と自覚することが、極めて重要になってきます。
そして、ストレスを無くすこと、ストレスに強い性格に変わろうと努力することが、心身症の治療の効果に大きく影響してくるのです。

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