前回のブログでご紹介をさせて頂いた『ゲーム障害(gaming disorder)』の診断基準(定義)は、
以下のようになるだろうと言われています(DSM-11施行以降)。
『・他の興味や活動よりも、ゲームを優先する。
・ゲームをする衝動が止められない。
・問題が起きているのに、ゲームを続けたり、プレイ時間を増やしたりする。
・個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じている。
・上記のような症状が継続して「最低12カ月」続いている。
※但し、幼少期は進行が早いとして、全ての症状に当て嵌まり、重症であれば、
この疾病が適応される方針になる予定である。』
ただ、このように病名として打ち出すことに国際的に決定した、ということは
それだけ、各国レベル、そして国際レベルでこの問題に取り組む必要性があることの
“決意表明”とも考えることができるのではないでしょうか?
この『ICD-11』におけるこの決定が、
そのように機能していくことを、一医療従事者として強く祈っております。
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